大断面建築構造材から家具材まで
あらゆる木材を特殊乾燥方法によって可能にした、木材乾燥装置の新時代を築きます。
MIYAZAKI式全自動木材乾燥装置
MIYAZAKI式全自動木材乾燥装置は、宮崎県工業技術センター(旧工業試験場)が永年に及ぶ試験研究の成果によって開発した乾燥法を、オリンピア工業(株)が宮崎県と技術提携を図り実用化した画期的な木材乾燥装置です。
【全自動木材乾燥装置:宮崎県の特許出願で第2681808号として登録】
環境問題への貢献
地球的規模において森林資源の枯渇が進んでいる中で、限られた資源を有効最大限に活用する事は、木材産 業全般に負わされた大きな課題です。木材加工工程の一端をなす人工乾燥の重要性は、家具・集成材はもと より、今日では建築構造材についても必要不可欠な存在となっています。
木材産業における人工乾燥装置は、狂いのない安定した品質の製品を需要者提供するためになくてはならな い設備となっており、貴社の生産性及び品質の向上の一助として貢献するものと確信しています。
樹種に応じて乾燥条件を記憶できるプログラム制御方式を採用しており、
どなたでも即人工乾燥が可能です。
装置の概要と特徴
1. 乾燥装置室内の温・湿度の調整機構は蒸気と特殊な形状をしたノズルによって微粒子冷水噴霧、及び装置内外空気の給排気による方法(特許)を採用しているので、乾燥初期の材料温度上昇から終了時の材料温度冷却に至るまで、装置内平衡含水量を自由にコントロールすることができます。
また高温度で乾燥が終わった装置内を任意の湿度条件で迅速に冷却する事が出来る為、乾燥効率の 向上はもとより”割れ”や”反り”の出易いスギ・ヒノキ心持ち柱材等の乾燥が精度良く仕上がります。
2. 温度・湿度制御はプログラム制御方式を採用しており、予め決められた乾燥スケジュールを最大19パターン、各パターン毎に最大30条件の温度設計できる指示計にインプットするだけで、乾燥開始から終了の材料温度冷却まで全自動運転が可能です。
3. スギ材の乾燥では、多くの酢酸やギ酸の溶出がみとめられています。これらの成分は、短期間に金 属類を腐食させることから、装置の内部機器や壁面構造体はステンレス(SUS304)を使用し、優れた耐久性を維持することに配慮しております。
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