樹種に応じて乾燥条件を記憶できるプログラム制御方式を採用していますので
 誰にでも、即人工乾燥が可能です。
温度:40℃〜120℃の範囲、湿度:35%〜99%の雰囲気の乾燥が可能
乾燥装置室内の温・湿度の調整機構は蒸気と特殊な形状をしたノズルによって微粒子冷水噴霧、及び装置内外空気の給排気による方法(特許)を採用していますので、乾燥初期の材料温度上昇から終了時の材料温度冷却に至るまで、装置内平衡含水率を自由にコントロールすることができます。
また高温度で乾燥が終わった装置内を任意の湿度条件で迅速に冷却することができるため(下図参照)、乾燥効率の向上はもとより、“割れ”や“反り”の出易いスギ・ヒノキ心持ち柱材等の乾燥が精度良く仕上がります。
予め決められた乾燥スケジュールを最大19パターン、各パターン毎に最大30条件の温度設定できる指示計にインプットするだけで、乾燥開始から終了の材料温度冷却まで全自動運転が可能です。
スギ材の乾燥では、多くの酢酸やギ酸の溶出が認められております。これらの成分は、短期間に金属類を腐食させることから、装置の内部機器や壁面構造体はステンレス(SUS304)を使用し、優れた耐久性を維持することに配慮しています。
温度・湿度制御はプログラム制御方式を採用
腐食し易い個所は全てステンレス材を使用

自動制御盤

乾燥終了冷水噴霧冷却による装置内の温・湿度経過

Clean Environment
OLYMPIA KOGYO CO.,LTD.
乾球と湿球温度制御のコントロールがし易く、木材の割れの発生が少くない。
冷却時間が短い。
装置の概要と特徴